コンビニ来訪者の世代分布の時代変遷が面白い
セブンイレブンではPOSシステムのデータを活用し、「来店客調査」などのデータを逐次生成しています。その中で外部に公開されているものを、時系列に並べたのが、以下のグラフ。
※ そもそも、こういう風に、物事を量で捉えるという姿勢がよいと思う。
100円ショップ来訪客の世代をグラフ化してみる - ガベージニュース
来店客の年齢別構成比の変化を見ると、すごく分かりやすい傾向がある。
第一に、10〜20代の割合が落ちて、40〜50代が増えているのは、日本全体の人口構成比がそうなっているので、当たり前のこと(コンビニだけではないだろう)
次に、その構成比を日本全体と比べている。
- 20代は、日本全体の人口構成比の割りにコンビニに占める構成比は大きい
- 50代以上は、日本全体の人口構成比の割りにコンビニに占める割合比はまだ小さいが、その差は少なくなってきている
ということが分かる。
コンビニが取り組んでるサービスを見ると、行政サービスの代行やお中元の取り扱いなど、街のインフラとしての役割をだいぶ意識している。その上で、今後の人口推移を鑑みて、宅配サービスなどの50代以上にフィットした仕掛けをしていくのだろう。
極論だけど、公務員は、みんなコンビニになれば良いんじゃないかな。