右、斜め45度

右斜め45度は、「Done is better than perfect!」の日本語訳のつもり。進んでいれば良しとする精神を大事にしたい。

マーケティング

ピカソは偉大なるマーケターであった!『ピカソは本当に偉いのか?』西岡文彦

ピカソは本当に偉いのか? (新潮新書)作者: 西岡文彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/10/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (13件) を見るあんな絵は誰だって描ける、なんていわれる代名詞がピカソ。 みんな、一見、子供…

DeepLearningというニューラルネットワークの進化と、今後やってみたいこと

僕は、2000年前半、ニューラルネットワークを利用した生命情報科学の分析を行っていました。ざっくりいうと、蛋白質A〜Zまでが、複雑に相互作用しあって、それこそ、連立方程式が100本連なって(例えば、2A+B→Cの反応が1sで進むとか、C+1/10 D→Aの反応が2Sで…

お金をかけるか、流行にのるかだけでないゼロからブームを作る方法『99.9%成功するしかけ』藤田康人

社員4人の小さな食品素材メーカーがゼロからキシリトールで2000億円市場を作った話が載ってます。 僕にはスゴイ刺さりました。これまで色々なヒトに聞いて出てくるのはいつも、「市場を大きくするならお金掛けるしかない」「あるいは、流行りだしている市場…

ありえない設定の漫画(出落ち系漫画)が増えてきた理由

最近の漫画で面白いと思うものに共通するのは、 舞台は現代の日本(あるいは史実どおり)なんだけど どこか一箇所だけ、ありえない設定がある という点だと思ってます。ちょっと前の作品だと、菌が見える「もやしもん」や、人々がゾンビ化してしまう「アイア…

CRMという言葉は廃れつつあるんだけど、この本の中身は廃れてないです。『CRM−顧客はそこにいる』アクセンチュア

CRM関連のことを調べたいと思って、大きな本屋に行って調べたんですが、この本くらいしかまともな本はなかったです。CRMという概念自体が、既に流行ってない(=というか、「ビックデータ」などの違う言葉に置き換わってる)んだなと痛感しました。「本屋」…

コンビニ来訪者の世代分布の時代変遷が面白い

セブンイレブンではPOSシステムのデータを活用し、「来店客調査」などのデータを逐次生成しています。その中で外部に公開されているものを、時系列に並べたのが、以下のグラフ。 ※ そもそも、こういう風に、物事を量で捉えるという姿勢がよいと思う。100円シ…

ヒトは小難しく毎回考えてモノを買ってないんです『習慣で買うの作り方』ニール・マーティン

この本が繰り返し述べていることは、人間は「信頼した」ものについては、エネルギーの節約のためにも、いちいち考えていない。一度、その状態になってしまえば、ちょっと他社の商品が総合的には良いからといって乗り換えない ということです。「習慣で買う」…

楽天レシピはインセンティブをつけてもうまく行かない一方で、Naverまとめはインセンティブでうまく行ってるのは何故か?

今日は、オンラインワークショップで出たネタを、自分なりに膨らませてみることにします。 オンラインワークショップ毎回、毎回、このメルマガは、良い問題が出題される。そろそろ、僕も出題に貢献しなければと思ってます(汗)。さて、今回のお題は、 「NAV…

他社の有効期限切れクーポンが使えちゃう「はなまるうどん」のキャンペーンって大丈夫か。

ちょっとびっくりしたのが、このニュース。 世の中全ての“期限切れ割引券・クーポン券”を用いた 割引キャンペーンを展開4月2日(月)から5月6日(日)の約1ヶ月間、「はなまるうどん」297店(2012年3月末予定)において、日本全国のあらゆる企業・団体が発行…

ターゲットは「みんな」

電子書籍の市場動向を考えるために、まずは、ターゲットを決めましょう。そうですね、30代男性・大手企業に勤めるサラリーマンとして、ペルソナ分析をしてみましょう。彼は、通勤時間に週刊ダイアモンドと日経を読みます。小説は坂の上の雲を読んで以来、あ…