裏切りは女のアクセサリーのようなものさ。いちいち気にしてちゃ、女を愛せるわけがないぜ。そうだろ?
僕はルパン三世、特にファーストシリーズが大好きだ。
そんな大好きなルパン三世の特集が組まれてたら買わないわけにはいかない。
Penで約70頁の「ルパン三世」特集、作者インタビューも | マイナビニュース
ハートをわしづかみにする名言たち。共通するのは、「裏に隠れた確かな信頼」・「表の浅い情報に惑わされない器の大きさ」かな
ルパンのハートを盗めるのは私だけよ(峰不二子 TVスペシャル 第14弾 「EPISODE:0 ファーストコンタクト」より)
自分を裏切った女を助けに来る馬鹿がいるか?
ふ、あんたなんかにはわからないのよ。
私とルパンにとって、そんなことはどうでもいいことだわ。(ガ−プ&峰不二子 TV PART III 第7話「死神ガープと呼ばれた男」より )
裏切りは女のアクセサリーのようなものさ。いちいち気にしてちゃ、女を愛せるわけがないぜ。そうだろ?(ルパン三世 TV 1stシリーズ 第1話 「ルパンは燃えているか・・・?」より)
ルパン、ひとつだけ聞いておきたい。
この仕事の目的はやっぱり女か?
わかってるじゃない(ニヤリ) (ルパン三世&次元大介 TV 1stシリーズ 第3話 「さらばいとしき魔女」より)
TVアニメでの不人気だが名作といまでも語り継がれる1stシリーズから、一般大衆化したセカンド、サードまでの解説もとても面白い。ちょっと解説してたら見たくなったので、これからエピソード0を見ることとします。
- ファーストシリーズの序盤は、ハードボイルドムードを重視した大隈正秋監督による大人向け作風
- エロチックな表現や殺し合いの銃撃シーンを含んだエピソード
- イスにもたれて足を投げ出したりしている場面が多かった
- 間接的な描写で人間関係や性格を浮き彫りにする
- 視聴率が伸び悩んだため、終盤は、高畑勲と宮崎駿が演出をまとめ、「漫画映画」に仕立てた
- 虚無と倦怠を漂わせていたルパンたちを、盗みのためには汗水たらして走り、ドタバタ的な笑いを交えて他人のために懸命に行動するキャラへ
- セカンドシリーズは、痛快娯楽番組という性格が強く出た。長寿番組に。
- インベーダーゲームなど、時代に合わせたものを取り込んだ
- ルパンは丸みを帯びた顔になって愛嬌を増し、おなじみの赤いジャケットに。また「ふぅじこちゃーん」などの定番の台詞回しも確立。ルパンファミリーと銭形の5人が絡み合って物語を廻してくスタイルが定着したことでストーリーの題材や性格はさらに多彩となった
- サードシリーズは、ルパンの強敵を出すなどハードボイルド的なエピソードを出すも視聴率は伸び悩む。中盤からギャグ漫画的なタッチが多くなる。