右、斜め45度

右斜め45度は、「Done is better than perfect!」の日本語訳のつもり。進んでいれば良しとする精神を大事にしたい。

「自分の頭で考える」ためのお作法

事業会社に入り、つくづく思う。「自分の頭で考える」ことってスキルなんだなと。
恐ろしいほどに、出来ない人は多い。

自分の頭で考えるとは、突き詰めれば、次の二つに集約されると僕は思うんです。

  • 考えるべき点(枠組み)は、イシューからトップダウンで考える。(「手元の情報を整理しただけ」による見落としをしない。「書いていないことに気づく」力を養う。)
    • 枠組みとは、考えるべき(押さえるべき)点の全体構造を、モレなくダブりなく(MECE)押さえるためのもの。
    • 論点の「枠組み」を考える際は、手元に情報があるないにかかわらず、”イシューからトップダウンで考える”こと。その上で、「『”○○についての”情報が足りない』と明確化した上で、探しに行く」姿勢を身につけていく。加えて、既存の枠組みや一般論を適用して思考停止しないで、詳細化・具体化する。
  • 情報が足りなくても、スタンスを取る。(「情報がないから仮説ができません」と言わない。)
    • まず、前項の考えるべき点(枠組み)を考えずに「何についての情報がない」と特定できないまま、漠然と「情報が足りない」というのは問題外。
    • きちんと枠組みを設定した上で、特定された「○○についての情報」が探してもない場合は、一般常識や業務知識、関連知識を使った上で、仮の「前提」として、「○○は□□である」と置く。
    • 仮置きした「前提」は、未確認事項として明確化しておき、情報が入手できたら、確認する。


スタンスを取るとは、リスクをとることであり、「勝負に出た」ことだと思います。
その積み重ねのみが人間を成長させるんだと思います。