右、斜め45度

右斜め45度は、「Done is better than perfect!」の日本語訳のつもり。進んでいれば良しとする精神を大事にしたい。

考えることを考える

変わらないといけないけど、変わっちゃいけないこと

ku:nelのリニューアルは散々だったようだ。『ku:nel』の苦戦と「SNSは緩慢な自殺なのか」問題【第85回】|すべてのニュースは賞味期限切れである|おぐらりゅうじ/速水健朗|cakes(ケイクス) かつての雑誌は、アジア人でも「リセエンヌ」になれるとウソを…

主体を生み出す感覚

指を置く展に行ってきました。 僕の恩師、佐藤雅彦さんのプロデュース。日曜だからということもあって、すごい人だかり。彼は、指を置くことによって生まれる世界というのを、以下に分類しています。 これまで「客観的」「普遍的」な価値というのが通常でし…

ウサギとカメの「カメ」は、人間が軍ジェット機に速さで勝負して勝てるというくらいの無謀さを理解していたのか?

ウサギとカメの話。誰もが、幼少時代に家族や先生から聞かされていたはずだ。ウサギとカメが「かけっこ」で競争し、どちらが早く目的地に到着するか競う物語である。ウサギの俊足ならばカメに負けるはずがないのだが、ウサギは余裕をかまして昼寝をしてしま…

清須会議と影武者徳川家康を見て、大義名分の重要性を考えた

清須会議と、影武者徳川家康のドラマを見ました。ちなみに、明日は、のぼうの城と、黒田官兵衛を見ます。なんだか、戦国染みてます。そのなかで思ったことがあるので、少し書きます。今まで、ずーーーーっと不思議だったことがあります。 忍者がいくらでも忍…

人生に「レベル」なんてない

リアル世界にレベル上限はないこのブログを見て思った。 そもそも、人生にレベルなんてあるのか? オレは、小中高とそこそこくらいの勉強量で、現役で東大に入って、恥ずかしながら「オレは普通の人間と比べてレベルアップによるステータス上昇pointの高い優…

仕事について考える

今月末、二十代後半の、仕事にやりがいが感じられない女性からアドバイスをしてほしいと言われた。 まず、言いすぎないこと、嫌われないことだ。それが肝心であるんだけど、僕の中で仕事について整理しておきたいと思った。まず、「自分が価値がある」とは、…

人生は短いということに、今気づいた

この前まで、自分は様々なものを積み上げて来たし、まだまだ道半ばであるが、 人生はまだまだ長い、様々なことができる、と思ってました。 今は、感じます。人生は短い。 圧倒的に。 自分のやりたいことが、誰も成し遂げていない壮大なことであればあるほど…

ヒトを集めるということ

いま、人狼というゲームを企画しています。人狼~嘘つきは誰だ?~ - フジテレビ一回目の開催は、6人集客して、ドタキャン1人で5人! 目標が10人だっただけに痛い。これは、ヒトが集まれば集まるほど面白いのです。 で、今回は、なんと12人集まった。 ポイン…

答えのないことをかんがえること

2月から、ひたすら、藻のことばかり考えているわけです。 色々なヒトに話したし、中には「お、それはいいですね!」ってアイデアもあったし、 実際、今もやろうと考えているモノもある。そろそろネタ切れってくらい考えました。 そうすると、元々、300あった…

営業されて学んだ営業スキル

この一か月は、式場選びに奔放して、学んだことがあります。 相手に引っ掛かりを残しておいて、こちらから連絡をしないとと思わせるスキルがあるんですよね、うまい営業の方には。 非常に細やかでこちらが感心してしまうような気配りをする。資料が濡れない…

ビックデータが今すぐ効く分野/効かない分野

久々の投稿です。仕事にあけくれてました。最近は、SUICAの利用履歴を見てマーケティングに生かすとか、ビックデータ、マーケティング関連でいえば、筋が悪い(結果が出そうにない)なぁと思うものばかりでしたが、久々に筋が良いなと。 日本IBMは16日、…

伝播委任投票って、政治を救うんだろうか

いま、一部で話題になっている伝播委任投票。http://nx-times.com/news/2013/05/15/3199/ ざっくりいうと、こういうことらしい。 前提として、「この人には0.3票、この人には0.7票を入れて、委任しましょう」と、自分が持つ1票を好きなように分割して投票す…

未来へのイメージの強さ

僕は、アウトサイドインを開き直っていた部分があって、それを凝りかためていた気がします。 自分のコアの部分が明確ではないけれど、環境から自分を定義はしていく、その過程でだんだん自分がなんなのか見えていく、だからいま最善な道を選べばよいのだと。…

DNAシーケンスのアルゴリズムにビビった

DNAシーケンスですごいアルゴリズムが開発されていたと聞いて、そのブログを読みました。 そして、かなり脳内がビリビリ来ました。de Bruijn Graph を使った de novo アセンブリの発想がすごい件 - ほくそ笑む 分からない方のために、簡単に説明すると、DNA…

DeepLearningというニューラルネットワークの進化と、今後やってみたいこと

僕は、2000年前半、ニューラルネットワークを利用した生命情報科学の分析を行っていました。ざっくりいうと、蛋白質A〜Zまでが、複雑に相互作用しあって、それこそ、連立方程式が100本連なって(例えば、2A+B→Cの反応が1sで進むとか、C+1/10 D→Aの反応が2Sで…

少し、涙が出そうだったこと

2月に転職して、ある植物の事業化をしています。本当に、「自分が甘い(迫力がない)」「自分の力だけでどうにかなんてなかなかならない(裏を返すと、如何にこれまで自分が下駄をはかせていただいていたか)」ということを、外部の白い眼を通じて知るという…

インプットを変えなさい

僕には、5年前にコンサルタント自体に知り合い、一緒に仕事をさせていただき、崇拝してやまない方が居ます。 その方に、3年前に「ぶっちゃけ、伸びやなんでいる。インプットからアウトプットへのプロセスをどうすれば改善できるのか?」と相談したことがあり…

仕事へのスタンスの大きな二つの違い

最近、仕事についてあれこれ考えることが多い。 それは、自分自身が転職したのもあるし、転職した先で面接官として面接をする立場になったこともあるんだけど。 世の中には2つのタイプの人間がいると思ってきた。 一つは、「インサイドアウト」というタイプ…

成長すること自体を楽しむこと『勝ち続ける意志力』梅原大吾

人生の哲学のような本だった。 勝ち続ける意志力 (小学館101新書)作者: 梅原大吾出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/04/02メディア: 新書購入: 24人 クリック: 449回この商品を含むブログ (75件) を見る 「勝つ」の延長にありそうな「勝ち続ける」は、実は…

悩み相談の枠を超えて人とのコミュニケーションの仕方が整理されてます『オタクの息子に悩んでます』岡田斗司夫

最初は軽く読んでたんだけど、読み始めたらとても面白い!モノを考えるということについては、僕なりに一定のルールを作っているし、自信もあるのだけど、如何せん、人が考えたことに対してのコメント力がない(答えを言っちゃう、プロセスをこう変えたらい…

「自分の世代」と「他の世代」を繋げることで解決できる社会問題

今日は、SVP Tokyoさんのネットワークミーティングに参加してきました。とても興味深い議題でして、それが、表題にある「自分の世代」と「他の世代」を繋げることで解決できる社会問題についてです。このテーマに関連した3つの団体の代表が話をしてくれまし…

スタートアップの企業の人数が4.7人に減ったらしい

ニューヨークタイムズの10月4日付けの記事で、「従業員を雇わないスタートアップ企業が増えている」という話があって、佐々木俊尚さんのメルマガで特集されてました。面白い考察だったので、ちょっと抜粋しつつ、考えて見ますね。 43歳のマイク・ファーマー…

データからモノを考えることの奨め

若いビジネスマンには、データからモノを考えることを強く奨めてます。データでモノを考えるとは、何も事業部の週報のような細かな数値をExcelでいじくりなさいということではありません。例えば、本を販売する我々のビジネスで言えば、 消費者は、どれくら…

コンバージョンについて考えてみた

インターネットビジネスでは、 そのコンテンツを目にしたユーザはどれだけか(PV、imp) 上記ユーザのうち、そのコンテンツが意図するアクションをとったユーザはどれだけか(コンバージョン率) というのが二大指標です。このうち、後者のコンバージョンと…

人生は要約なんてできねえんだよ

伊坂幸太郎のモダンタイムス。僕が大好きな一作だ。モダンタイムス(上) (講談社文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/10/14メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 75回この商品を含むブログ (109件) を見るモダンタイムス(下) (講談社文庫…

自分の本を買う購入頻度をプロットしてみたら、バーストが現れた

以前、バーストという本を紹介した。バースト! 人間行動を支配するパターン作者: アルバート=ラズロ・バラバシ,青木薫,青木薫(監訳),塩原通緒出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2012/07/25メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 253回この商品を含むブログ (18…

ランダムサンプル選挙という考え方

wired vol5 を読んでいて、引っかかったのが、ランダムサンプル選挙というもの。およそ2500年前にアテネ市民が練り上げた民主主義の概念は、現代世界でも高く評価されている。ただし、それは1人に1票といういまの民主主義とは異なっていた。アテネでは、執政…

SNSは、なんで飽きちゃうのか?

ちょっと前のブログですが、こんなのが流行りました。SNS衰退の理由を考えるとどうしても「人間関係に飽きた」に行き着く | imasashi.netようは、SNSというものは、デザインがどうのとか、機能がどうのというよりも、新しい(=人間関係を刷新できる)という…

ブータンの中で幸せなヒトは、97%ではなく8%くらい

ブータンと言えば、国民総幸福量という指標を提唱し、「幸せの国」の代表例といわれている国です。ブータンの国勢調査では「97%の国民が幸せ」と答えていたという事実は、日本での「震災もあったし、金銭的な豊かさだけじゃないよね」といった考えとマッチし…

忙しい有能な人間ほど露骨なおべっかが好き『戦略おべっか』ホイチョイ・プロダクションズ

ホイチョイ・プロダクションズの本は、前書きがすばらしい。戦略おべっか どんな人でも、必ず成功する作者: ホイチョイ・プロダクションズ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/07/12メディア: 単行本 クリック: 46回この商品を含むブログ (10件) を見る日本…