右、斜め45度

右斜め45度は、「Done is better than perfect!」の日本語訳のつもり。進んでいれば良しとする精神を大事にしたい。

属性

昨日は、佐藤雅彦研究会の同窓会でした。

とっても感動的だったのですが、まぁ、感想的なことはFacebookに書くとして、ここでは、ビジネスに関わる部分だけ記載します。

属性カードというものを使いました。

色々な質問が載っていて、例えば、

  • 結婚している
  • 子供がいる
  • 父親が先生より年下だ

などです。

この一つ一つの質問に対して「Yes」であれば、ミシン目で該当部分を切り取るわけです。
例えば、僕の例だと、

  • 卒業後、SFCに来るのが初めてだ
  • A型
  • 数理と概念
  • 男性

を切り取ってます。

ここに集まった人は61人いたのですが、61枚のカード(当然、切り取られる箇所が違う)を集めて、ある質問に該当する穴に対して棒を通すと、、、、その質問にYesと答えた人のカードがバラバラとおちるというわけです。

そこに集まった人々の「統計」を即興で楽しむことができます。

ね、おもしろいでしょ。

ちなみに、右のほうにあるExtraはその場で考えた即興の質問でして、ここでは、

  • やりたいことがやれている
  • 研究室内に異性で気になる人がいた
  • 実は、先生に会いにくるのが怖かった

という質問になりました。どれもいい質問です。


ちょっと、結果をいくつか。

まず、卒業後、SFCに来るのが初めてだは、なんと19人。意外に多いんだなとみんなでびっくり。子供がいる人は7人。

この属性カードを使った遊びで優れているのは、穴に棒を二本押すことで、積集合がすぐに出せること。

  • 転職経験がある人:26人
  • 転職経験があってやりたいことがやれている人:15人
  • 転職経験がない人:35人
  • 転職経験がなくてやりたいことがやれている人:13人

どうも、転職経験があるほうが、やりたいことがやれている比率は高いみたい。まぁ、二つ以上の職業を比較するので、比較論でモノを語っている可能性はありますけどね。(やりたいことがやれているではなく、10年後も同じ職業をやっていると思う なら、違う結果になったかも知れません。)



この企画って、とても同窓会向けだなと思いました。
この属性カードを利用することで、一人ひとりのエピソードではない、統計としての付加価値が出てきてます。(手を上げるわけでないので、個人特定はできない。)

これは、考え方の考え方 の一つだなと思い、ブログに書いた次第です。