右、斜め45度

右斜め45度は、「Done is better than perfect!」の日本語訳のつもり。進んでいれば良しとする精神を大事にしたい。

信頼とは、打率のようなものなのかもしれない。

この本、とてもお勧めです。

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

この本の中でもっともきになった部分だけ、自分の考察を交えてご紹介します。

全幅の信頼。
そういうものは、何年もかけて育てなくてはできないものだという持論があった。
それがここ数年で、あっさりと崩されてしまった。
初めて本を書いたとき、担当の編集者さんとは、たった1回、数時間のミーティングで、もう信頼関係ができていた。信頼が、その後、一瞬も揺らぐことがなかった。

これって、僕も経験があるんです。
今ではとっても仲良しのよしお君とは、合計で10回も会ってない。
でもね、圧倒的に信頼している。


それはなんなのか?


「相手への理解力」であると筆者は言う。


相手からのどの言葉も、正確な私への理解を根に繰り出されていること。それは、余分な違和感なしにまっすぐと私を打つことになる。


一方で、私が相手を買いかぶっていれば相手は違和感を持つし、相手以下にあなどっていれば相手は傷つく。どちらにしろ、相手は理解されていないと思い、同時に私を信頼することはない。


確かに、時間を積み重ねても、違和感がある言葉があると、逆に信頼度は下がってしまうわけだ。信頼とは打点のような積み重なるものではなく、アップダウンがある打率みたいなものなのかもしれない。