右、斜め45度

右斜め45度は、「Done is better than perfect!」の日本語訳のつもり。進んでいれば良しとする精神を大事にしたい。

あの有名企業で働いてみたら −知られざる外資系の内情

クーリエジャポン6月号の特集です。

これ、とっても面白い。
なんというか、各社のDNAが見え隠れするんですよね。


コードは議論に勝る(Facebook

フェイスブックではザッカーバーグにアイデアを否定されても、「彼が間違っていることを証明するために、自分のアイデアを信じて施策プログラムを作る人物」が高く評価される。要するに、ザッカーバーグは自分の誤りを証明されて喜ぶタイプということだ

開発は少人数で(Facebook

「いいね!」ボタンは、わずか3人のチームで開発された。彼らは週に1度ほどザッカーバーグと会合を持ち、ボタンのデザインやクリックしたときの動作などの込み入った詳細を詰めていった。


とりあえず、Noと言え(マッキンゼー&カンパニー)

どんな議論でもとりあえずはNoと言え。Yesしかいえないコンサルタントは存在価値がないとみなされる。だって議論に参加していないのと同じだから。常にファイティングポーズをとり、何があっても自分の間違いを認めようとしない人が多い

360度評価(ゴールドマンサックス)

外資系金融は転職が多いため、業務の引継ぎはとても重要。チームで共有し、仕事をする体制が重要。本人の業績を上司だけでなく、同僚や後輩、チームのメンバーなど十数人が行う360度評価を取り入れている。この仕組みはゴールドマンサックスだけでなく、複数の外資系証券会社でも採用されている。


ロマンスポリシー(ゴールドマンサックス)

投資銀行部門の情報をもとに証券部門の人間が株を売買すればれっきとしたインサイダー取引になる。したがって、社内で誰かと付き合う場合はコンプライアンス部門に報告しなければならないという非公式ルールがある。


こう見ていくと、その会社ぽさ(DNA)は、確かにその会社の生み出すサービスに滲み出てるな・・・と改めて思った次第。
会社の癖、文化については改めて学んでみたいと思いました。