右、斜め45度

右斜め45度は、「Done is better than perfect!」の日本語訳のつもり。進んでいれば良しとする精神を大事にしたい。

迷ったけど買わなかったといったビックデータって誰が収集できるんでしょうか。

ダイヤモンドが、売れるしくみ特集とかやってたので買ってみた。
浅い記事ばかりで微妙だったんだけど、行動観察の意義を述べている文章があってそれはおもしろかったので抜粋。

昨年、日本に来た中国人観光客の行動を観察しました。
一週間ずつと行動を共にしたことで、意外な事実がわかりました。
一般的には中国人観光客は日本で家電や化粧品をたくさん買っていくと言われてます。お店側も中国語のわかる店員を配置するなどの対応をしていますが、それだけでは不十分なのです。

実は、中国人観光客は詳細なお土産リストを持参していたのです。旅行前に友人や親せきから「人気漫画○○の13巻」など、かなり具体的に買ってほしいものを頼まれています。それを事前にネットで価格や口コミを調べていく店を決めて買いに来ていたのです。


つまり、その場でセールスしたってあんま意味ないってことになる。
中国人が知りたいのは、このリストの商品はどこにあるのか だけ。


むー、これは購買履歴では現れないよね。だからビックデータは使えない なんてサラサラ思わないけれど、購買履歴だけの情報だと、分かることなんて、たかが知れている。購買頻度、客単価、商品、顧客属性(性別、年齢、住んでいるところ)。。。。ネガティブデータ(来たけど、買わなかった)や、購買理由 を、アンケートなどではなく、ビックデータ的にどう集めるか、が肝だと思う。たとえば、「バックって検索して、駅でみかけたオロビアンコの広告をいいねして、お店に行ってチェックインポイントを取って、バックをいくつかを比較検討したけど、その場では買わなかった、けど、後日ネットでオロビアンコをやっぱり買った。それはいいねしたものとは違うものだった。」とかそういうの。


そうなると、FacebookとかAmazonとかのいわゆるネットのプラットフォームが強いのかなぁ、やっぱり。。。